Koméko mama Jounal ーアレルギーと米粉の小噺ー

アレルギーっ子を育てるママです。スギ花粉症の娘(小学生)と食物アレルギーの息子(5歳)がいます。アレルギーっ子の子育て話や米粉でつくるお菓子やパンなど更新していきます。

食物アレルギーが治ったら次は喘息に!?アレルギーマーチってなんだ。

アレルギーの子供が生まれて。母親の心境

 

7歳花粉症の娘と5歳食物アレルギーの息子を育てる二児の母です。

 

さかのぼること5年前、生後3か月でお肌が荒れ荒れの息子。

 

乳児湿疹が少しひどいかな~とのんきすぎる私は思っていたのですが、

 

「このお肌はひどいよ。病院に行った方がいいよ」と近所のおばさまに言われ、

 

病院に行ったことが始まりでした。

 

検査をすると、卵アレルギー・小麦アレルギー・乳製品アレルギーがあり、

 

どうやらくるみなどのナッツもアレルギーではないかとのこと。

 

母乳から少量でもでてしまうといけないので、母親である私自身も

 

卵など過剰に食べないようにしていました。

 

離乳食期にはバナナを食べただけでもかゆくなったり、

 

とにかく初めて食べるものには神経をつかいました。

 

私個人の認識ですが、くだものとナッツは要注意ですね。

 

アレルギーと診断されたら・・・
  • ナッツ類は食べさせない
  • 毎日、毎朝毎晩保湿剤(処方されたらステロイド入の塗り薬)でお肌をつるつるにする →お肌の状態をキレイに保つことが、食物アレルギーをよくすることにもつながるそうです。
  •  離乳食期にはじめて食べるものをあげる時は、かかりつけの小児科や皮膚科が開いている時間帯に。→万が一症状が出てもすぐに対応できるようにしましょう。

  • 母乳育児の時は母親もアレルゲンの食べ物を摂りすぎない

 

毎日の塗り薬、除去食、がんばった結果・・・

 

5歳になった現在は、卵を食べられるようになり、小麦も食べられるようになり

 

保育園でも小麦除去を解除する予定です。

 

我が子が食物アレルギーだと診断されて、心配しているお母さんって

 

たくさんいらっしゃいますよね。

 

将来を悲観するお母さんにぜひ言いたい。

 

「きっと食物アレルギーはよくなりますよ!」

 

ふりかえると、子供が小さい時は私も悲観していました。

 

妊娠中の私の食生活がきっとよくなかったんだと責める私。

 

血液検査で注射がこわくて泣きわめく息子を見て涙ぐむ私。

 

検査結果で数値が高めで落ち込み病院を出て泣く私。

 

本を読んで、食物アレルギーがよくなってくる頃にはアレルギー性鼻炎

 

喘息を発症するという記事にがっかりする私。

 

このようなお母さんはきっと私以外にも大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

 

そしてネットや読書でいろんな情報をかき集めているにちがいありません。

 

私もそうでした。

 

まず最初に言っておきたいのは、あなたのせいじゃないですよ、お母さん。

 

除去食を作ったり毎日頑張ってえらいですよ、お母さん。

 

食物アレルギーは少しずつですが、きっとよくなりますよ、お母さん。

 

食物アレルギーがよくなってくると今度は喘息!?

 

前述の通り、本でアレルギーマーチという言葉に出会い、大打撃をうけた私です。

 

アレルギーマーチとは、年齢をかさねるとアレルギーの症状が変化していく、

 

とでも言いましょうか。

 

例えば、乳幼児期に食物アレルギーになったとして、小学生になると

 

食物アレルギーはよくなるけど、喘息やアレルギー性鼻炎になったりする。

 

さらに大きくなると花粉症を発症する、というようなことです。

 

うちの息子の場合は3歳くらいの時に、卵の負荷試験を受けて黄身だけ

 

食べられるようになり、そのうち火を通した卵白も食べられるようになり、

 

5歳になった今小麦が食べられるようになり、

 

乳製品の負荷試験を終えて、毎日0.9ccの牛乳を飲めるようになりました。

 

いろいろ食べられるものが増えてよかったな~、楽になったなぁ~なんて

 

思っていたら、アレルギー性鼻炎と喘息が始まりました。

 

本に書いてあった通り、アレルギーがよくなってくると喘息が始まったのです。

 

とは言っても息子の場合は、季節の変わり目に咳かぜをひどくすると

 

喘息の発作が出る、年に2回程度のこと。

 

喘息の発作は、息をするときにヒューヒューゼーゼーという音がするかで判断します。

 

ヒューヒューゼーゼーが始まると、息をしづらくつらいようです。

 

今は喘息と鼻炎のためにアレロックキプレスを毎日のんでいるのが現状です。

 

この薬で喘息は上手にコントロールできていて、心配するほどではありません。

 

食物アレルギーがよくなった今思うこと。アレルギーは個性だ。

 

 このように一旦アレルギーと診断されたら、ずっと喘息だの花粉症だのと

 

おつきあいすることになるのか、とはじめこそがっかりしていました。

 

最近我が子の食物アレルギーがよくなって思うことは、

 

「食物アレルギーは息子の(そして私の)個性だ!」

 

というのも、アレルギー生活をとおしてしみついた息子のやさしい性格、

 

一人だけちがうおやつを渡されても泣いたりわめいて怒らないおだやかな性格、

 

そして私自身も、今やアレルギーについてのブログを書いたり、

 

アレルギーの方々のためにグルテンフリーのネットショップを開いてみたり、

 

「私なにをしたらいいのかな?」と悩むと、答えは毎回「アレルギー!」

 

それってもはや個性ですよね。

 

将来アレルギーのこどもたちもみんなと一緒におなじおやつを食べられるように

 

なることが私の壮大な夢なのです。

 

今はつらくても、きっと大きくなったらそんなこともあったねー笑、

 

と笑いあえるようになるはずです!

 

なかなかアレルギーが個性なんて思えるのんきなお母さんは私以外にいないと思いますが・・・。

 

きっとよくなることを願って!

 

今後もアレルギーについての情報や、米粉をつかったお菓子のレシピを

 

更新していきます。